弁財天白龍王大権現って実在するの? 銀魂で出てきた弁財天白龍王大権現クリームの語源を調べてみた。

アニメ銀魂285話「恋はゴキブリポイポイ」で唐突に登場する弁財天白龍王大権現(べんざいてんはくりゅうおうだいごんげ)
これは一体何者なんだ?と思った人も少なくないだろう。
アニメを見たことがないひとの為に、ざっくりとあらすじを書いておこう。

多くの人で賑わう夏祭りの見廻りをしていた真選組の土方と沖田。
そこに現れたのがカップルに刃を突き立てる近藤。その形相は鬼かゴキブリか。
なんでも思いを寄せるお妙さんを夏祭りに誘おうとしていたが、ことごとく振られてしまう。その腹いせにカップルにちょっかいを出していたと。
しかしこのままこのバカを野放しにしていては真選組の評判も落ちかねない。

沖田「バカップル狩りは結構ですがそれじゃ罪のねえ連中まで怯えちまいまさぁ。
今日は一つお祭りバージョンで見回りしやせんか?」

近藤にゴキブリ、いや地球を台所の陰から守るダーティーヒーロー『仮面ゴキブリーダーブラックRX』の仮面をかぶせる。

「浴衣でイチャつく悪いカップルはいねえが~っ!」

「これでお祭りと景観を損なう事もないし真選組とばれる事もないだろう。」
と、沖田はたこ焼きの見廻りに行ってしまう。

さて、仮面をかぶった近藤はたまたまお妙さんと鉢合わせ。しかも近藤とばれていない。一緒に来ていた神楽ちゃんがどこかに行ってしまった様子。

「どうしましょう。あの子お財布も持っていないのよ」
「あのう、もしよかったら一緒に探しましょうか」

なんと、今まで押しても引いてもダメだったお妙さんと、仮面を付けている状態とは言え、お祭りデートしている!!

想わぬ方向に話は展開していく。
そこに現れた万屋銀さん。お祭りに便乗して屋台を出して一儲けしようという。
「遊んでいく?お安くしとくよ」
ひとり  200円
カップル 300円
ゴキブリ 6000円

ゴキブリ6,000円って何だ?
で、結局お妙とゴキブリいや、近藤は遊んでいく事にする。

話を少し飛ばして、屋台の型抜きの場面へ。

妙「型抜きってなんですか?」
近藤「型抜きっていうのはいろんな絵柄が描かれた菓子を割れないように針でくり抜く遊びです」

銀八「一回分で型3枚18,000円ね」

高い!ぼったくりだ!
ちなみにこの型、①ソフトクリーム ②ヘビ ③ゾウとなっていて
②の型でくり抜ければ10万円もらえるという。
妙「やってみましょう!」
銀八「はい、じゃあ②の弁財天白龍王大権現ね」

なんじゃこりゃ!?

なんと型抜き用に描かれたのは『弁財天白龍王大権現』という龍だった。

「いや明らかにただの蛇だったよね!?」
「弁財天白龍王大権現はもともと白蛇の姿をした神様だからカットまたぐ間に化けちゃったのかな」
「知ったこっちゃねえよ!弁財天白龍王大権現の事情は!!」

当然型抜きなど出来るわけもなく失敗。

「よし、それじゃあ次は①のソフトクリームだ。どんなにリアルになってもそんなに複雑にはならないだろう。」
「はい、それじゃあ①の弁財天白龍王大権現クリームね」
「またしても弁財天白龍王大権現来ちゃったよ!!」

またしても型抜き失敗・・・と前振りはこの辺で。

とにかくこの弁財天白龍王大権現というのは何者なんだ?というのが、今回の趣旨である。

弁財天白龍王大権現とは何か?実在するのか?

ウィキペディアには次のように書かれています。

『弁財天白龍王大権現(べんざいてんはくりゅうおうだいごんげん)は、福井県吉田郡永平寺町竹原にある神社(権現さん)である。別名、竹原弁財天。』

権現というのは、日本の神様の神号のひとつ。権というのは仮のという意味があって、仏が「仮に」神の形をとって「現れた」事を示す。

ちなみに観光ガイドにはこのように書かれている。
『商売の神様・弁財天をまつっている。大岩の隙間から御神体の白蛇を拝むことができると商売が繁盛するという言い伝えも。全国から参拝者が訪れる。』

おお!商売の神様か!さすが万屋銀さん、目の付け所が違いますね。

【永平寺町観光ガイド】
http://kankou.town.eiheiji.lg.jp/guide/index.php?pathinfo=benzaiten

【ふくいドットコム】

『商売繁盛の神様として有名です。養老元年泰澄大師の開基された天台宗の末寺辰の坊、福千坊の寺院や白山神社等があって栄えました。』
ホームページより

Youtubeでは動画も載せられています。
【弁財天白龍王大権現 永平寺町にある神社】
https://www.youtube.com/watch?v=90Wfbwr6Ex4

銀さんも注目する商売の神様です。
お近くまで行くときは是非お参りしてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク